犬連れ旅行中は、宿泊先や観光地でのマナーも大切です。
この記事では、旅先でのトラブルを防ぐ行動マナーをやさしく解説します。

宿泊施設でのマナー
犬と一緒に泊まれる宿が増えているとはいえ、
すべての利用者が犬好きとは限りません。
宿泊中は “自分たちが気持ちよく過ごす” だけではなく、
周囲のゲストや宿側への配慮も大切。
トラブルを避けるためにも、基本のマナーを事前に知っておきましょう。
部屋での過ごし方・無駄吠え防止
犬連れ旅行で最も多いトラブルのひとつが 無駄吠え。
慣れない環境に驚いたり、外の音に反応してしまうことは珍しくありません。
まずは到着してすぐ部屋のにおいを嗅がせたり、
荷物を整理しながら落ち着かせる時間を作ってあげましょう。
いつも使っている毛布やベッド、
お気に入りのぬいぐるみを置くだけで安心感が高まります。
もし吠えてしまったら、すぐに叱るよりも原因を探るのが先。
・外の物音に反応している
・飼い主の姿が見えない不安
・初めての環境による緊張
など、理由を取り除いてあげると落ち着きやすくなります。
また夜間の吠え対策として、
部屋のドア付近に近づけないようレイアウトを調整する
カーテンを閉め外の光や影を遮る
といった配慮も効果的です。
ベッドなどの家具に乗せない工夫
宿泊施設では
「犬をベッドに乗せないでください」と明記しているところも多くあります。
理由は、次のお客さんが犬アレルギーの場合や、毛の付着・汚れの原因になるためです。
乗ってしまいそうな場合は、
・自宅から薄手のブランケットを持参して敷く
・ベッド横に愛犬用マットを置いて寝場所を確保
・キャリーバッグをハウス代わりに使う
などが有効です。
ジャンプ癖のある子は、
あらかじめリードを短く固定して行動範囲を狭める
のも安全対策になります。
家具に傷をつけないよう、爪が伸びている場合は旅行前に軽く整えておくとさらに安心です。
自宅での爪切りが難しい場合はトリミングへ連れて行くのもオススメです。
食事・移動時のマナー
旅先では普段と違う環境・人・匂いが多く、犬の興奮レベルが上がりやすくなります。
食事どころや移動中は特に周囲と距離が近くなる場面もあるため、思わぬトラブルを避けるための配慮が欠かせません。
レストランや休憩エリアでの配慮
犬同伴OKのレストランでも、他の利用者が必ずしも犬好きとは限りません。
次のようなポイントを押さえておくと安心です。
✔ リードは短めにキープ
テーブルや椅子の脚に絡まないよう、飼い主の足元につけるのが基本。
✔ イスやテーブルの上に乗せない
衛生面でのトラブルになりやすいため、抱っこもNGの店舗が多いです。
✔ お水・おやつは持参
店舗の食器を汚さないよう、普段使いの折りたたみボウルを持参すると便利。
興奮しやすい子は、食事前に少し歩かせてエネルギーを発散することで落ち着きやすくなります。
他の犬や人との距離感
旅先では普段より多くの犬や人に出会います。
「うちの子は大丈夫」という感覚だけで近づくと
相手にとってはストレスになることもあります。
・急に距離を詰めない
・相手の犬の様子(しっぽ・耳・体勢)を見る
・近づいていいか必ず声をかける
というステップを意識しましょう。
また、休憩エリアや観光地では通路が狭いことも多いので、
人に道を譲れる位置取り
犬を外側に出さない
など、細かな配慮が旅の印象を良くしてくれます。
公共マナーを守って楽しい旅を
犬連れ旅行は楽しい思い出になりますが、公共マナーを守らないと周囲の迷惑につながることも。
「次に犬連れで来る人たちが気持ちよく利用できるように」
という心がけが、より快適な旅につながります。
ゴミ・トイレの処理
外出先での排泄物は、必ず持ち帰るのが基本。
観光地によっては「犬の排泄禁止」のエリアもあるため、事前に確認しておくと安心です。
また、旅行中は興奮でお腹が緩くなる子もいます。
・消臭袋
・ウェットティッシュ
・小さめのビニール袋
・足ふきタオル
などは常に持ち歩き、すぐに処理できる体制を整えておくいいでしょう。
マーキング癖のある子は、トイレシートやマナーベルトを活用するとトラブルを防げます。
SNSの投稿マナー
最近は旅行先で撮った写真をSNSに投稿する人も増えていますが、
“知らない人が写っていないか” の確認は必須です。
・他の宿泊者が写り込んでいないか
・車のナンバーが見えていないか
・撮影禁止の場所ではないか
など、最低限のチェックをしておきましょう。
また、施設側のルールに守られているからこそ犬連れ旅行は楽しめます。
SNSに投稿する際は、
注意書きを守って撮影したことを伝える
他の利用者への配慮も紹介する
といった発信をすると、犬連れ旅行のイメージアップにもつながり
より良いマナーの輪が広がります。
まとめ
愛犬との旅行中は、楽しくてついつい忘れてしまいそうになりますが
世の中には犬が苦手な人やアレルギーを持った人がいることは必ず覚えておきましょう。
いつもよりも周りの状況をよく把握して
愛犬の性格も考えて、飼い主としてどう行動するかをつねに考えることができれば
自分たちだけでなく、周りも気持ち良い旅行になると思います。
マナーの良い愛犬家が増えて
愛犬と一緒に行ける場所がもっともっと増えるといいなと願っています。

