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犬の防災対策|防災グッズ完全ガイド

犬との生活
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地震や台風など、いつ起こるかわからない自然災害。

もし被災した時、あなたは愛犬を守る準備はできていますか?

愛犬は自分で避難グッズを持つことも、状況を理解することもできません。

だからこそ大切なのは「平時の備え」です。

前回は

  • 家具固定など今すぐできる防災対策
  • 避難生活で困らないためのしつけ

についてお伝えしましたが

今回は被災時に役立つ犬用防災グッズについてわかりやすく解説します。

愛犬の防災について考えるようになったきっかけ

私が愛犬の防災について考えるようになったきっかけは2024年の能登半島地震です。

あの日は夫が買い物に出ており、家には私とおこげしかいませんでした。

二人でゆっくりテレビを見ているとその時は訪れました。

テレビから鳴り響く緊急地震速報。

その後、津波への警戒を伝えるアナウンサーの声。

幸い、地震の影響がある地域にはいませんでしたが

緊急地震速報の音やアナウンサーの危機迫った声を聞いて恐怖が心をいっぱいにしました。

その中でふと「あれ、おこげの防災グッズって用意してたっけ?」という疑問がよぎりました。

もし私たちが地震や豪雨で避難するとき

  • この子にはどんな物が必要なのか
  • 何があれば安心させることができるのか

この時まで全く考えたことがなく、これを機会にじっくりと考えるようになりました。

なぜ犬にも防災グッズが必要なのか

地震や豪雨などの自然災害はいつ起こるか分かりません。

人間用の非常用持ち出し袋は用意しているけど

愛犬の分まで具体的に備えているという家庭は意外と少ないのではないでしょうか。

しかし非常時は物流が止まり、愛犬に最も大切なペットフードや水、ペットシーツなどが

すぐには手に入らなくなってしまいます。

避難所でも必ずペット用品が支給されるとは限りません。

さらに、犬は環境の変化に敏感で

慣れない場所、におい、音に強いストレスを感じることがあります。

ストレスが続くと食欲不振や下痢、無駄吠えにつながることもあります。

だからこそ必要なのは

命を守る備え心を守る備えの両方です。

最低限揃えたい必須防災グッズ

フード・水

  • 最低3日分(理想は7日分)
  • 普段と同じ銘柄のもの
  • 小分け保存だと便利

非常時こそ平時のご飯をあげることができるのが理想。

非常時には1食分を計って給餌するのが難しい場合もあるため小分けにしておくと便利です。

食器(フードボウル)

ごはんやお水をあげる際に、折りたたみのフードボウルがあると便利です。

非常時用として持っておくことも大事ですが

普段から使用して慣れさせておくと非常時にも使ってくれやすくなり安心です。

100均で手軽に買えるおすすめのフードボウルはこちら

トイレ用品

  • ペットシーツ
  • オムツ
  • 防臭袋
  • ウェットティッシュ(犬用お掃除シート)

非常時に外でトイレができない場合もあるため

外派の子もペットシーツがあると安心です。

また、避難生活において臭いは重要問題です。

信頼できるメーカーの防臭袋を用意しておくことをオススメします。

常備薬

持病があり定期的に服用しているお薬がある子は

獣医師に相談の上、予備を入れておくと安心です。

また、フィラリアやノミ、マダニ対策のお薬を飲ませている場合は

パッケージを保管しておいたり、お薬名と用量を記載したメモを入れておきましょう。

狂犬病予防接種証明書、混合ワクチン接種証のコピー

避難所に避難した際に提出が必要な場合があります。

また、コピーを持っておくことで

この子は狂犬病予防接種と混合ワクチンを打っていますという証明にもなります。

予備のリード、首輪(ハーネス)

  • リード
  • 首輪(またはハーネス)

急いで家を出てしまってリードをつけるのを忘れていた!

いつも使っているリードを使おうとしたらナスカンが壊れた!

なんてことがあるかもしれません。

万が一に備えて予備のリードと首輪、ハーネスを入れておきましょう。

迷子対策

後から「やっておけばよかった」と後悔する前に必ず対策しておきましょう。

  • 迷子札
  • マイクロチップ
  • 首輪に連絡先を記載
  • 最新の写真を用意

災害時はパニックによる脱走が増えます。

マイクロチップを入れている子は

マイクロチップ内の情報が最新になっているか確認しておきましょう。

犬と猫のマイクロチップ情報登録(環境省ホームページ)はこちら

令和4年6月1日「改正動物愛護管理法」の施行に伴い、

犬猫へのマイクロチップの装着および登録等が義務化されました。

令和4年6月1日以降に愛犬を迎えた方は環境省のデータベース(犬と猫のマイクロチップ情報登録)に情報が登録されています。

令和4年6月1日以前に愛犬を迎えた方で民間の登録団体(※)に登録している場合、

環境省のデータベース(犬と猫のマイクロチップ情報登録)への登録は任意となっています。

環境省のデータベースへ登録したい場合はよくある質問Q32を参照ください。

※日本獣医師会(AIPO)、マイクロチップ登録Fam、ジャパンケネルクラブ(JKC)、マイクロチップ東海、日本マイクロチップ普及協会など

首輪に連絡先を記載したり、迷子札をつけるのも効果的です。

我が家で愛用している迷子札付きのチョーカーはこちら

軽くて細いため常に着けていても

嫌がる様子は見せていません。

チョーカータイプはバックルがついていないため

バックル付きがいい方は首輪タイプがおすすめです。

万が一、愛犬が迷子になった時どんな特徴があるのか分かるように

愛犬の写真を用意しておきましょう。

愛犬が見つかった時、周囲に「うちの子です!」というのが分かるように

愛犬と家族が一緒に写っている写真も用意しておくといいでしょう。

写真はスマホに入れておくだけでなく、数枚印刷してリュックに入れておきましょう。

クレート・キャリーケース

避難所ではクレートでの管理になることも。

普段から安心できる場所として慣れてもらうことが重要です。

避難時のペットに対する対応は自治体によって様々です。

同伴避難が可能か、同行避難なのかなど

一度、お住まいの自治体の情報を確認してみてください。

同伴避難とは

避難所において、飼い主とペットが同じ敷地や同じ空間で飼育・管理・生活する状態のこと

同行避難とは

災害が起きたとき、飼い主がペットを連れて安全な避難場所まで一緒に移動すること

同行避難の場合、避難先で必ず愛犬と一緒に過ごせるとは限りません

ペットだけハードクレートに入れて別室でまとめて管理される場合もあります。

同伴避難ができるのが理想ではありますが

同伴避難ができる施設は限られているのが現状です。

あると安心なストレス軽減アイテム

災害は長期化する場合も…

そんな時に重要になってくるのが愛犬の心のケアです。

  • 飼い主の匂いがついているブランケット等の布
  • おもちゃ(音が鳴らないものがベスト)
  • おやつ

安心できる匂いがあるだけで

愛犬の心も落ち着きやすくなります。

音が鳴るおもちゃは騒音トラブルにつながる可能性があります。

普段から音が鳴らないおもちゃも使って慣れておきましょう。

プラスαであると安心なアイテム

ケアグッズ

  • シャンプーシート
  • ブラシ

毛が汚れてもお風呂に入れてあげることができない可能性があります。

清潔に保ってあげるためにもシャンプーシートや水のいらないシャンプーを用意してあげましょう。

歯磨き用品

  • 歯磨きシート
  • 歯磨きガム

犬は歯垢が歯石になるスピードが人間よりも早く、

3日程度で歯垢から歯石になると言われています。

歯石を放置しておくと、歯肉炎や歯周炎といった歯周病になるリスクが高まるため

毎日の歯磨きケアが重要になります。

洋服

換毛期に毛が抜けるダブルコートの愛犬の場合

抜けた毛が舞うのを防ぐために洋服があると便利です。

シングルコートの愛犬の場合は、抜け毛は少ないですが寒さに弱いため

体温調節のためにも洋服を準備しておきましょう。

愛犬の洋服選びについて詳しく知りたい方はこちら

非常用持ち出し袋の作り方と管理方法

持ち出し袋は両手が空くリュックタイプがオススメです。

また、入れる物を決めてからリュック選びをするよりも

リュックを決めてから入れる物を選別することをオススメします。

入れる物を先に決めてしまうとあれもこれもと欲張ってしまい、

気軽に持ち出せない重さになってしまう可能性があるからです。

一番大切なのは、飼い主と愛犬の命が助かること。

命を危険に晒してしまうような重さの非常用持ち出し袋は危険です。

避難時に支障なく持ち運べる重さの目安は

成人男性で15kg

成人女性で10kg程度

と言われていますが筋肉量や普段の運動量によっても変わるため

持ち出し袋を作ったら一度背負ってみて

長時間歩いたり、走ったりできるかどうか確認してみましょう

荷物の詰め方にも工夫を

荷物の詰め方にも工夫をすることで、身体への負担を減らして荷物を運ぶことができます。

リュックの上段に【よく使うもの】を。

  • 狂犬病予防接種証明書のコピー
  • 混合ワクチン接種証のコピー
  • 愛犬の写真
  • 予備の首輪(またはハーネス)
  • 予備のリード

リュックの中段で背中に近い方に【重いもの】を。

  • ケアグッズ
  • 歯磨き用品

リュックの中段で背中に近い方に【軽いもの】を。

  • フードやおやつ
  • 食器(フードボウル)
  • 常備薬
  • タオル(1枚程度)
  • おもちゃ
  • トイレ用品(数枚)

リュックの下段には【軽いもの】を。

  • トイレ用品
  • 洋服
  • タオル(1〜2枚程度)

ペットシーツやおむつなどのトイレ用品タオル

何枚か中段へ入れておくと、サッと取り出すことができます。

防臭袋はリュックの外ポケットに入れておくといいでしょう。

定期的な点検と確認

一度準備したら終わりではなく定期的に見直すことが重要です。

我が家では東日本大震災がおきた3月と防災月間である9月に見直しを行なっています。

点検事項

  • 賞味期限が切れた食べ物がないか
  • 使用期限が切れたグッズがないか
  • 季節外れのグッズが入っていないか

次回点検時までに期限が切れてしまうものは、すべて入れ替えるようにしましょう。

防災は愛情のカタチ

災害への備えは心配だからするのではなく

愛犬を守りたいからするものなのかなと思います。

まずはフードを1袋多めに買う、今日からクレートでご飯をあげてみる。

それだけでも立派な防災につながるんじゃないかと思います。

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